レンタカーのキャンセル料はいつからかかる?料金・手続きの方法を徹底解説

レンタカーの疑問

レンタカーのをキャンセルをしたいとき、

キャンセル料はかかるのかな?

キャンセルできなかったらどうしよう?

不安になっていらっしゃいませんか?

またキャンセルの予定はないものの、あらかじめキャンセルの料金・方法を知っておきたい思う方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では、レンタカーのキャンセル料金や手続きの方法について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

レンタカーのキャンセル料はいくら?トヨタ・日産・格安レンタカーを比較

レンタカーをキャンセルする際、一番気になるのがキャンセル料ですね。

まずは、キャンセル料が発生する時期やその金額についてみていきましょう。

レンタカー利用開始前にキャンセルする場合

レンタカー利用開始前にキャンセルする場合については、多くのレンタカー会社で6日前からキャンセル料金が発生します。

少数ではありますが、乗車日の9日前や3日前からといったイレギュラーな場合も。キャンセル料発生日については、予約をした際にしっかり確認しておきたい部分です。

各レンタカー会社のキャンセル料については以下の表にまとめました。

<各レンタカー会社のキャンセル料>

会社名 乗車予定日からの期間およびキャンセル料 キャンセル料上限
7日前まで 6日前~3日前 2日前~前日 当日以降
業務レンタカー 無料 無料 基本料金の30% 基本料金の50%
トヨタレンタカー 無料 基本料金の20% 基本料金の30% 基本料金の50% 6,600円(税込)
日産レンタカー 無料 基本料金の20% 基本料金の30% 基本料金の50% 6,600円(税込)
(マイクロバスは13,200円(税込))
ニコニコレンタカー 無料 基本料金の20% 基本料金の30% 基本料金の50% 4,300円
スマイルレンタカー 10日前まで 9日前~4日前 3日前~前日 当日以降 キャンセル料上限
無料 基本料金の20% 基本料金の30% 基本料金の50%

業務レンタカーなら乗車日の3日前までならキャンセル料無料です。

各社によって異なりますが、繁忙期(ハイシーズン)や格安プランでの予約の場合、キャンセル料が一律50%~100%と高額になる傾向にあります。十分ご注意ください。

レンタカー利用途中にキャンセルする場合

レンタカー利用途中でキャンセルをする場合は、レンタカー会社に途中解約を申し出ることで支払い金額の一部が返金される可能性があります。

返金額の計算式としては、以下のようなケースが多いでしょう。

返金額=(支払料金)-(実際の利用時間分の料金)-(中途解約手数料)※
※中途解約手数料の計算式
中途解約手数料={(支払料金)-(実際の利用時間分の料金)}×50%

ただし、”利用期間が12時間以内の場合は差額が返金されない”など、細かな規約はレンタカー会社によって異なります。返金されないケースもあるため十分ご注意ください。

また、実際に上記の計算式で考えてみると分かるのですが、中途解約をしても返金額はあまり期待できません。
レンタカーを予約する際は、使用期間をきちんと見定めた上で予約をすることをおすすめします。

新型コロナウイルスが理由ならキャンセル料がかからないことも

旅行先でコロナ感染者が急増し、取りやめざるを得なくなった

出発日に発熱し(コロナ疑いのため)旅行をとりやめることにした

などと、新型コロナウイルスを理由にレンタカーをキャンセルする方もいることでしょう。

ただし、問題なのがそのキャンセル料。直前でのキャンセルとなると、予約代金の50~100%を支払う必要があることも。

しかしここで朗報があります。

コロナウイルスを理由としたキャンセルであれば、レンタカー会社によってはキャンセル料が免除される場合があるのです。キャンセル料を支払う前に、ご予約の店舗へ確認してみるとよいでしょう。

レンタカーのキャンセル手続き方法

では次に、レンタカーのキャンセル方法をみていきます。

キャンセル方法は主に次の4つです。

  1. インターネットで手続き
  2. 予約センターに電話
  3. 営業所に電話
  4. 予約をした窓口に来店

ここで注意したいのが、レンタカー会社によっては予約した方法でしかキャンセル手続きができない場合があること。

インターネット予約であればインターネットからキャンセル手続きを、店舗窓口での予約なら、店舗へ直接電話または来店しキャンセル手続きを行います。

とはいえ、基本的にはインターネット予約であれば乗車日の7日前までならネット上での解約が可能です。
キャンセル料の発生する手続きとなると、予約センターへの電話や店舗への電話が必要となるケースが多いので注意しましょう。

【注意】予約方法によってはキャンセルできない場合もある

場合によっては、レンタカーのキャンセルが出来ないことがあります。これはほとんどの場合、予約時の規定によるものです。

具体的には、繁忙期(ハイシーズン)での予約や、早割プランによる予約が該当します。とはいえ、通常は予約時に「キャンセル不可」と注意書きされているため見逃すことはありません。

詳しくは以下をご覧ください。

繁忙期(ハイシーズン)の予約キャンセル

繁忙期は、GWや夏季(7月末~8月末)、年末年始の期間が該当します(※細かな期間はレンタカー会社によって異なる)。

この時期は、レンタカーのキャンセルおよび予約変更が出来ないケースや、キャンセル料が割高になるケースがあります。予約時の注意書きをしっかりと確認しておきましょう。

早割プランによる予約キャンセル

早割プランは、早期予約による割引が適用されたプランです。

通常料金より割安なプランでは、キャンセルおよび予約変更が出来ないケースや、キャンセル料が割高になるケースがあります。ほとんどの場合は予約時に注意書きがありますが、見落としやすいため注意が必要です。

請求こない?キャンセル料の支払い方法

最後に、レンタカーのキャンセル料発生時の対応について解説します。

キャンセル料支払いの方法は主に次の3つ。

  1. 営業所窓口にて現金で支払い
  2. 請求書による口座振込
  3. クレジットカードから引き落とし

予約時に店舗窓口または電話にて予約をされた方は、ほとんどの場合で現金支払いまたは請求書が届いてから口座振込となります。

クレジットカードを利用しネット予約をされた方は、クレジットカードからの引き落としとなる場合が多いでしょう。

基本的にはキャンセル手続きの際にレンタカー会社から案内がありますので、案内に従うだけで心配はありません。

なお、キャンセル料の支払いをせずに放置すると、以降レンタカーを借りられなくなる可能性や、訴訟問題に発展する可能性も少なからずあります。

キャンセル料は、特別な事情がない限り期限までに支払うようにしましょう。

まとめ:レンタカーのキャンセル料は概ね「6日前」から発生

予約したレンタカーをキャンセルしたいとき、不安になるのがキャンセル料。レンタカーのキャンセル料は、多くの場合「予約日の6日前から」発生します。

ただし、新型コロナウイルスを理由としたキャンセルの場合はキャンセル料が免除になる可能性があるため、店舗へ直接確認してみるとよいでしょう。

また、キャンセルの手続きとしては主に次の4パターンがあります。

  1. インターネットで手続き
  2. 予約センターに電話
  3. 営業所に電話
  4. 予約をした窓口に来店

予約手段やキャンセル日によって手続きの方法が変わることがあるため、レンタカー予約店舗へ問い合わせるとよいでしょう。

なお、キャンセル料の支払いをせずに放置すると、以降レンタカーを借りれなくなる可能性やトラブルに繋がる可能性があります。キャンセル料は店舗の指示に従い、期限までに支払うようにしましょう。

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田川 英紀
19歳から自動車販売店にて勤務を経て26歳で現在の(株)カーチョイスを設立。現在45歳。2児の父。26年間自動車販売を経験してきたプロの目から見た自動車業界の記事を情熱を持って書きます。中古車販売業者は競合が何万店もあり、どれだけ頑張っても売上が伸びないため、「このままでは倒産してしまうかもしれない」という思いに暮れることもありました。そして、大きく方向転換しなくてはという思いと、人に喜んでもらえる仕事がしたいという思いから、「業務レンタカー」という仕事が誕生しました。

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