【最短1ヶ月から!】「短期カーリース」ってなに?

カーリースとレンタカーの違い

車が1ヶ月以上必要になったとき、通常のレンタカーでは費用が高額になってしまう……そこで思い浮かぶのが、カーリースという選択肢かと思います。

実際に「短期カーリース」といって短期向きのカーリースサービスはありますが、初期費用や手続きといった面で、必ずしも最良な選択肢とはいえません。

そこでこの記事では、短期カーリースの料金やメリットデメリットを丁寧に解説した上で、新たに長期レンタカーといった選択肢をご紹介していきます。

ぜひサービス選びの参考にしてください。

短期カーリースは個人でも借りやすい「中古車」を活用したリースサービス

まずはじめに、カーリースを説明しておきましょう。

カーリースとは、利用者に代わってカーリース会社が購入した車を、月々一定の費用を支払って利用するサービスです。

車の所有者はカーリース会社で、使用者はカーリース会社との契約のもと利用できます。またカーリースは、利用したい期間によって短期カーリース長期カーリースに分けられます。

・短期カーリースは1ヶ月からの利用

・長期カーリースはおよそ3~9年の利用

各社によって違いはありますが、このように考えていただくとわかりやすいと思います。

さらにもう一つ大きな違いとして、長期カーリースは新車を扱うのに対し、短期カーリースでは中古車を扱うといった点があります。

【短期カーリース】1ヶ月の料金を比較

それではここからは、短期カーリースの料金を1ヶ月単位で詳しくみていきましょう。

月額料金 6ヶ月間の合計金額 1年間の合計金額
ニコリース 27,000円~ 162,000円~ 324,000 円~
ワンコインリース 15,000円~ 90,000 円 ~ 180,000 円 ~
ニチゴカーリース 15,000円~ 90,000 円 ~ 180,000 円 ~

※すべて税別・各社もっとも安い料金を表示

「かなりお得!」と感じる方も多いのではないでしょうか?

ただし、ここで注意していただきたいことが一つあります。

それは、カーリースは、名義変更や登録費用、その他手続きの初期費用が別途かかることが一般的だということ。初期用は高額になると5~10万円ほどかかることもありますので、カーリース会社のサービス内容をしっかりと確認しておく必要があるのです。

短期カーリースのメリットとデメリット

それでは続いて、短期カーリースのメリットとデメリットを確認していきましょう。

短期カーリースのメリット

まずは短期カーリースのメリットからみていきます。

メリットは主に2つです。

メリット1.短期で利用できる

短期カーリースのメリットは、やはり一般的なカーリースと比べて短期で利用しやすい点でしょう。

一般的なカーリース(いわゆる長期カーリース)は、およそ3~9年の利用期間を想定しているため、リース期間は最短でも1年以上でないと借りられないことがほとんどです。

一方短期カーリースは、1ヶ月~の利用を想定しているため、使用期間が1年未満でも利用しやすいことがメリットといえます。

メリット2.ナンバープレートの表記が自然

カーリースのナンバープレートは、レンタカーで見られる「わ」ナンバーではありません。

見た目はごく普通のナンバープレートのため、リース車であることが周囲にバレないというメリットがあります。

短期カーリースのデメリット

次に、短期カーリースのデメリットをみていきましょう。

デメリットは主に4つです。

デメリット1.契約期間の縛りが強い

これはカーリース全般にいえる話ですが、カーリースは契約期間の縛りが強いため、一度契約すると気軽に解約ができません。どうしても解約したい場合は、解約金を支払う必要があります。

解約金の金額はリース会社によって異なりますので、各社ホームページでご確認ください。

デメリット2.手続き方法が難しい

カーリースの場合、リース契約を結ぶために与信審査が必要となります。

仮に利用者の職業や財産に問題ありと判断され審査に落ちてしまった場合は、カーリースの利用はできません。

デメリット3.車庫証明が必要

カーリースは、与信審査に加えて車庫証明の取得も必要になります。一時的に車を所有する扱いになるため、車を置くための証明が必要になるのです。

ただこれが少し厄介で、車庫証明は警察署で申請を行うのですが即日発効ができません。計2回警察署まで出向く必要あるので、やや手続きが面倒ということですね。

デメリット4.初期費用や車検費用、保証料が発生することがある

カーリースは、短期と長期どちらにおいても、必ず初期費用がかかります。これはリース車の名義変更や登録にかかる費用をはじめ、任意保険料や車庫証明取得費用などが含まれています。

また一つ大きな注意点としては、カーリースの車検費用は利用者が支払う必要があるという点です。リース会社によっては車検費用込みの会社もありますが、別途必要となる場合が多いことを覚えておいてください。

短期カーリースのデメリットを補うのは「マンスリーレンタカー」

上記では短期カーリースのメリットとデメリットを解説しましたが、正直なところ……

「手続きが面倒だしもっと簡単な方法はないのかな?」

「リスクを少なく借りれないのかな?」

と感じてはいませんか?

そんな方たちにおすすめしたいのが、「長期レンタカー」という選択肢です。

長期レンタカーってなに?

「レンタカーと聞くと1日単位で借りるもの」という印象が強いと思いますが、実はウィークリーレンタカーやマンスリーレンタカーといって、週単位や月単位での利用を想定したレンタカーもあります。

長期レンタカーなら、難しい手続きも、高額な初期費用も必要ありません。週単位、月単位で契約ができるので、仮に車が急に不要になっても柔軟に解約ができますね。

マンスリーレンタカーの料金

マンスリーレンタカーを扱う業務レンタカーで、「1週間」「1ヶ月」それぞれ車をレンタルした場合の料金を見てみましょう。

1週間 1ヶ月
A-1クラス:軽自動車
( モコ・アルト・EKワゴン・ライフなど )
7,000円 24,000円
A-2クラス:軽自動車ミニ
( モコ・アルト・EKワゴン・ライフなど )
9,000円 27,000円
A-3: 軽ハイトールワゴンなど
( タント・モコ・アルト・EKワゴン・ライフなど )
10,000円 30,000円
A-4: 軽ハイトワゴンなど
( ワゴンR・タント・パレット・ルークス )
11,000円 33,000円
A-5:軽ハイトワゴンなど
( ワゴンR・タント・パレット・ルークス )
12,000円 36,000円
B-1クラス:普通車ミニ
( マーチ、パッソなど )
12,500円 30,000円
B-2:コンパクト
( フィット・ポルテ・ラウムなど )
16,200円 36,000円
B-3クラス:普通車コンパクトミニ
( フィット・ポルテ・ラウムなど )
17,000円 40,000円
B-4クラス:普通車コンパクト
( プリウス、フィット・ポルテ・ラウムなど )
17,800円 43,500円
B-5クラス:ミニバンなど
( エスティマ、ノア、30系プリウスなど )
19,800円 59,800円
Fクラス:商用車バン(ガソリン車)
( プロボックスバン、ハイゼットカーゴ )
17,000円 38,800円
G:天然ガス自動車《充填カード付》
( プロボックス )
17,000円 38,800円

車種別料金設定を
check!

 

1ヶ月の料金は、「24,000円~」。「短期カーリースより高いじゃないか!」とお思いですか?

たしかにレンタル料金だけではそう見えますが、レンタカーのメリットは初期費用がかからないこと。たとえ1ヶ月2万円以下で借りられたとしても初期費用に数万円かかるとしたら……総額でどちらがお得かは歴然ですよね。

よって、カーリースとレンタカーを比較するときは、必ず「総額」の差をみるようにしてください。

レンタカーは手続きも簡単!

レンタカーは、カーリースに必要な与信審査や車庫証明を取る手続きが不要です。

「急に車が必要になった!」

「忙しいから手続きに時間をかけたくないのよねぇ」

という方にも、長期レンタカーはぴったりだといえます。

「短期カーリース」と「長期レンタカー」どっちを選ぶ?

「で、結局のところ、短期カーリースと長期レンタカーどっちを選んだらいいの?」

 

という方のため、短期カーリースと長期カーリースを選ぶうえでの判断基準を解説しておきます。悩んでしまう方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

短期カーリースに向いている人

おさらいしますと、短期カーリースのメリット・デメリットは次の通りです。

メリット1.一般的なカーリースと比較して短期から利用できる
メリット2.ナンバープレートの表記が自然
メリット3.「月額料金」だけ見るとレンタカーより安い

デメリット1.契約期間の縛りが強い
デメリット2.手続き方法が難しい
デメリット3.車庫証明が必要
デメリット4.リース期間中も手続きや出費が多い

以上のことから、ある程度の期間、車が必要な方に短期カーリースが向いているといえます。

「ある程度の期間」というのは、やはり1ヶ月や2か月では「総額」を見るとレンタカーのほうが安くなりがちだからです。また手続きが難しく、時間がかかることを考えても、短期間のレンタルならレンタカーのほうが「楽」という点は否めません。

長期レンタカーに向いている人

メリット1.手続きが楽
メリット2.初期費用がかからない
メリット3.維持費もかからない

デメリット1.月額レンタル料はカーリースより高め

以上のことから、長期レンタカーに向いている人は、次のような人だと考えられます。

  • 料金を重視している人
  • 面倒な手続きなしで気軽に車を利用したい人
  • 半年以下など短期間のレンタル

高額なカーリースの初期費用を考えれば、いくら月額のレンタル料が高いとはいえ、総額からすれば「半年程度」までのレンタルでは長期レンタカーのほうが安く収まることが多いもの。また手続きの簡単さからしても、短期間であれば長期レンタカーのほうが向いているといえるでしょう。

ちなみ、各期間のレンタカーの料金は上記で解説しております。

なお、カーリースと長期レンタカーの違いについては、こちらの記事でも詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

▶【料金シミュレーション】カーリースとレンタカーの違いを徹底比較!

まとめ:大阪、兵庫、東京、埼玉で長期レンタカーを借りるなら業務レンタカーへ

車が1ヶ月以上必要になったときは「短期カーリース」「長期レンタカー」という2つの選択肢があります。

「レンタカーであることが周囲にバレたくない」「期間が半年以上など一定程度ある」という人は短期カーリースを選ぶとよいでしょう。

一方、「レンタル期間が半年以下などの短期」で、「料金面と手続き面の手軽さを重視する方」には、長期レンタカーをおすすめします。

短期カーリースでは、契約時に与信審査が必要になるほか、5万円前後の初期費用も必要になってきます。それに対し長期レンタカーでは、初期費用がかからない上、面倒な手続きも必要ありません。長期レンタカーが気になっている方は、ぜひ業務レンタカーのホームページをご覧になってみてください。

業務レンタカーでは、大手レンタカー会社よりも圧倒的な安さで長期レンタカーを提供しております。即日の利用も可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。

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田川 英紀
19歳から自動車販売店にて勤務を経て26歳で現在の(株)カーチョイスを設立。現在45歳。2児の父。26年間自動車販売を経験してきたプロの目から見た自動車業界の記事を情熱を持って書きます。中古車販売業者は競合が何万店もあり、どれだけ頑張っても売上が伸びないため、「このままでは倒産してしまうかもしれない」という思いに暮れることもありました。そして、大きく方向転換しなくてはという思いと、人に喜んでもらえる仕事がしたいという思いから、「業務レンタカー」という仕事が誕生しました。

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