レンタカー1年の料金はいくら？カーリースと徹底比較

1年ほど車を利用したいとき、

「さすがにレンタカーを1年借りるのは高額になるよね？」

「カーリースってどうなんだろう？安いのかな？」

このように悩む方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、レンタカーとカーリース両方の視点から、「車を1年間借りたときの料金」「レンタカーとカーリースそれぞれのメリット・デメリット」を解説していきます。

「結局私にはどっちが合っているの？」

という疑問まで解消できますので、ぜひ参考にしてください。

レンタカーを1年借りたときの料金は？カーリースと比較

車を1年間借りるとなると、やはり一番気になるのは「料金」ではないでしょうか。
一般的に「レンタカーは高額」というイメージがあるかもしれませんが、実は意外とそうでもないのです。
レンタカーとカーリース、それぞれの料金を具体的にみていきましょう。

レンタカー1年分の料金

レンタカー会社というと、一般的にはトヨタレンタカーや日産レンタカーといった、いわゆる「大手レンタカー会社」をイメージされるかと思います。

しかしメジャーではありませんが、弊社業務レンタカーのように「格安レンタカー会社」といって、中古車を長期的に貸し出すことで、最低限の価格でレンタカーを提供している会社もあるんです。

レンタカーといえば「1日単位で借りるもの」との認識があるかと思いますが、格安レンタカーの場合は、1週間、1か月、それ以上……と長期的なプランがあり、大手レンタカー会社よりも非常にお得な価格設定となっています。

※すべて税込・各社もっとも安い料金を表示

レンタカーを1年間借りるなら、まずは格安レンタカー会社の「マンスリーレンタカープラン」という1ヶ月単位のプランがおすすめです。その中でも各社によって料金は大きく異なりますので、十分比較するようにしましょう。

カーリースの1年分の料金

カーリースは一般的に「3年間」からのリースが基本です。そのため「1年」となると「短期カーリース」の部類に入り、一般的なカーリース会社では「1年間」のリースを取り扱っていないこともあります。短期のカーリースを扱っている場合の料金は、下記を参考にしてください。

※すべて税込・各社もっとも安い料金を表示

月額料金だけをみると、レンタカーより安く見えますね。
しかし、カーリースはレンタカーと違い、初期費用として「名義変更費用（3～4万円）」や「登録費用（1～2万円）」などの初期費用が別途かかる場合がほとんどです。

さらに、契約内容やオプション利用（ETCなど）、任意保険によっては月額料金が上乗せされるため、多くの場合は表にある料金よりも高くなると考えてください。
レンタカーとカーリースを比較する際には、初期費用とオプション、保険を加えた上で「総額がいくらになるか」で比較をしましょう。

なお、レンタカーとカーリースの料金比較はこちらの記事でさらに詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
▶【料金シミュレーション】カーリースとレンタカーの違いを徹底比較！

「短期カーリース」については以下の記事で詳しく解説しております。
▶【最短1ヶ月から！】「短期カーリース」ってなに？

レンタカーを1年使うときのメリット・デメリット

ここからは、レンタカーとカーリースそれぞれのメリットとデメリットを比較していきましょう。
ぜひ「何を重視するか」を考えながらみてください。

レンタカー1年利用のメリット

レンタカーを1年間利用する際のメリットは次の5つ。

カーリースと比較した際のレンタカーの大きな特徴としては、やはり「諸々をレンタカー会社に任せられる」点ですね。

「車のメンテナンスなんて自分でできない……」

といった方にとっては、いざとなったらレンタカー会社へ車を持っていけばいいので非常に安心でしょう。カーリースに比べて1年分のメンテナンス費用がかからないのもうれしい点です。

なお、メリットに関する詳しい内容は下記の記事で解説しています。

「リスクが低いって具体的にどういうこと？」

「1年分のメンテナンス費用って具体的にいくら？」

といった疑問のある方はぜひご覧ください。

▶【プロが教える】カーリース4つのメリットと5つのデメリット

レンタカー1年利用のデメリット

メリットに対し、レンタカーを1年間利用する際のデメリットは次の2つ。

カーリースと比べると、月額料金はレンタカーの方が高くなりやすいでしょう。
ただし、カーリースの料金は初期費用およびオプション費用が別途でかかるため、実際のところは見積りを出してみないと分からないものです。

「料金」を重視される方は、カーリースを契約する前に見積り料金とレンタカー料金を比較してみるとよいでしょう。
また、レンタカーはナンバープレートが「わ」ナンバーのため、他人からみてレンタカーであることがわかるようになっています。

どうしても「レンタカーだとバレたくない」という方は、表記が自然なカーリースを検討してもいいかもしれません。

カーリースを1年使うときのメリット・デメリット

では次にカーリースのメリット・デメリットをみていきましょう。

カーリース1年利用のメリット

カーリースを1年間利用する際のメリットは次の4つ。

やはりカーリースの魅力は「好きな車種をマイカーのように扱える」点でしょう。
レンタカーと比べると車種はかなり豊富で、ナンバープレートの表記も自然なので他人からみてカーリースとわかるようなこともありません。

リース会社にもよりますが、最終的に購入できる場合もあるため、「購入もありだな……」と考えている方にはメリットが大きいでしょう。

カーリース1年利用のデメリット

一方、カーリース1年利用のデメリットは次の6つ。

レンタカーと比べると、やはり「リスクが高い」ことが最も大きいデメリットでしょう。
カーリースは基本的に長期契約を前提としているため、中途解約はできません。
特別な事情があり解約をした場合にも、高額な違約金がかかるため、リスクが大きいのです。

また「マイカーのように扱える」というメリットがある反面、「メンテナンスは基本自身で行う・自費で行う」ことにも注意が必要です。

詳しくはこちらの記事からご覧ください。
▶【プロが教える】カーリース4つのメリットと5つのデメリット

結局、私にはどれが向いているの？

「レンタカーとカーリース、結局どっちがいいの？」

結論、絶対にこちらが良い！といい切ることはできません。
レンタカーとカーリースはそれぞれにメリットとデメリットがあり、自分が「何を重視するか・どのような条件の下利用するか」で最善な選択肢が変わるからです。

以下、レンタカーに向いている人とカーリースに向いている人の特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

レンタカーが向いている人

レンタカーに向いている人の特徴は、次のとおりです。

車の1年利用となると、「途中で車が不要になった」となる可能性も少なくありません。中途解約のリスクがあるカーリースよりも、解約・契約がしやすいレンタカーの方が柔軟でリスクが低いのは当然です。

カーリースが向いている人

カーリースに向いている人の特徴は、次のとおりです。

カーリースは、利用目的が明確で長期利用の見通しができている方にはメリットのある車の持ち方といえます。
しかし一方で、よく分からないまま契約をしたり、長期利用の見通しもなく契約したりすれば、大きく損をしてしまいかねません。
契約前に、「カーリースが一番適した選択肢かどうか」を十分に考えるようにしてくださいね。

カーリース契約によるトラブルも一部見受けられますので、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
▶カーリースはやめておけ？おすすめしない理由……失敗事例4選

まとめ：まずは長期レンタカーから利用してみるのがおすすめ

車を1年ほど利用する方法としては、主にカーリース・レンタカーがあります。
今回はそれぞれの料金比較から、メリット・デメリット、向いている人の特徴まで詳しく解説しましたが、

「どうしても決められない……迷う……！」

という方は、とりあえずマンスリーレンタカーを借りてみるとよいでしょう。

格安レンタカー会社なら、とにかく手軽に・安く・リスク低く借りられるので、本当におすすめです。心配事やご相談があれば、弊社業務レンタカーまでぜひご相談ください。

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田川 英紀

代表取締役 ： カーチョイス•レンタカーサービス株式会社

19歳から自動車販売店にて勤務を経て26歳で現在の（株）カーチョイスを設立。現在45歳。2児の父。26年間自動車販売を経験してきたプロの目から見た自動車業界の記事を情熱を持って書きます。中古車販売業者は競合が何万店もあり、どれだけ頑張っても売上が伸びないため、「このままでは倒産してしまうかもしれない」という思いに暮れることもありました。そして、大きく方向転換しなくてはという思いと、人に喜んでもらえる仕事がしたいという思いから、「業務レンタカー」という仕事が誕生しました。

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